電子定款の作成方法と電子署名の仕方

06.20

電子定款を作成しました。

紙の定款だと4万円も作成費用が掛かってしまいますが、電子定款だと4万円が掛からないという事で費用削減のために手を出したら電子署名が出来なくて困ってしまい心が折れかけました。

確定申告をe-taxで行ったので楽勝だと思っていたら思っているよりも手こずってしまったので、備忘録と同じく電子定款を作成する方の一助になればと思い記事を書かせて頂きます。

電子定款を作成する手順

  1. 電子定款作成の前にやるべきこと
  2. Adobe Acrobatで定款をPDFファイルに変換
  3. 代表者の住民基本台帳カードを取得する・電子証明書を取得する
  4. ICカードリーダライタを準備する
  5. JAVAのインストール
  6. 公的個人認証サービス利用者クライアントソフトのインストール
  7. 電子署名プラグインソフトで署名を付ける

1.電子定款作成の前にやるべきこと

まずは、定款を作成することです。これは紙の定款作成となんにも変りません。定款のひな形はネットで検索すれば色々と出てきますから、それらのひな形を使って作成ください。

ただ、私もそうでしたが、ネットのひな形はあくまでもひな形です。色々な箇所が間違っていることもありますので、電子定款にする前に必ず公証人にチェックしてもらってください。

定款は一度作成すると修正にお金も時間も手間もかかります。作成後に無駄な手間がかからない様に、必ず事前チェックをしてもらう事をお勧めします。

全国の公証役場はこちらから探せます。

2.Adobe Acrobatで定款をPDFファイルに変換

この作業はそのままです。AdobeAcrobatというソフトを使ってPDFにします。最近はワード(Word)からでも直接PDFに保存できますので、その方法でPDFにしてもらったのでも構いません。しかし、電子署名をするのはAdobeAcrobatになりますので、PDFにする時からすでに使っていただくと良いかと思います。

3.代表者の住民基本台帳カードを取得する・電子証明書を取得する

すでにe-taxなどで取得している方は特に不要ですが、まだ取得していない方は住基カードの作成と一緒に電子証明を取得するようにしてください。各市町村の役場窓口でe-taxや電子証明の為に住基カードを作りたいと言えば手続きを進めてくれます。また、住基カードはコンビニなどで印鑑証明や住民票を出力することができるカードにもする事ができますのでどうせ作成するなら、なんでもできるカードにしておくと良いでしょう。

カードの作成と電子証明が出来る様にするために費用が各500円(税別)ほどかかりますので1000円ほどの出費があると思ってください。

4.ICカードリーダライタを準備する

私は、NTTコミュニケーションズのSCR3310-NTTComというカードライターを利用しています。お店で購入すると大体3000円くらいです。そんなに高くないのでさくっと購入しておいてください。また機器を接続する前にあらかじめパソコンにドライバをインストールしておく方が安全に稼働しますので、箱から出してすぐにUSBに接続するのではなく、ちゃんとドライバをインストールするようにしましょう。

5.JAVAのインストール

ココ!!!!

私が一番苦労したポイントの一つです。ICカードリーダライタのドライバとPDFの署名プラグインを入れれば署名出来ると思っていたら、住基カードはなんとJAVA実行環境じゃないとサービスとして使えないんです。JAVAなんてインストールしてなかったらプラグインも住基カードも読み込まれずに完全に八方ふさがりになっていました。どのくらい塞がっていたかというと、電子定款をやめて紙の定款にしちゃおうかと思ったくらいです。

ご自身のJAVAが実行環境になっていないなら下記のURLから最新のJAVAをインストールしてください。

JAVAのインストール

6.公的個人認証サービス利用者クライアントソフトのインストール

ココも!!!!!

私を苦しめたポイントの一つです。AdobeAcrobatのPDF署名プラグインで電子署名するにはJAVAの実行環境と公的個人認証サービスの利用者クライアントをインストールしていないとICカードの情報が読み込めず署名できません。当初の私はPDFにしてプラグイン入れて署名すれば出来るんでしょ!くらいに思っていたのでこのクライアントソフトとJAVAののインストールにまで気付きませんでした。しかもプラグインのインストール説明書を見ても書いてないからね!?本当にびっくりしました。もし電子定款の電子署名をしようとして上手くいかない方は、このクライアントソフトをインストールしてみてください。きっとうまく稼働すると思います。

公的個人認証サービス利用者クライアントソフト

7.電子署名プラグインソフトで署名を付ける

必要な機材やソフトをインストールしたらあとは簡単です。PDF署名プラグインをインストールして署名するだけです。

署名の仕方やプラグインは登記ねっとというサイトにありますからそこからダウンロードして使い方や設定方法などを調べてください。バージョンによっても動きやインストール方法が変わるようなので、ここでは詳しく話しません。というかここまでくればほぼ間違いなく出来るとおもいます。

あとは、できた定款をオンラインで申請すれば完了です。

オンラインの申請方法などはまた別の機会に書くかもしれませんが、すんなりと行けば書かないかも。

いずれにしても、電子定款の署名がうまく出来ない人と、自分のための備忘録としての記事です。

これが皆様と将来の自分の為になってくれれば幸いです。

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